水土里ネット野洲川下流 トップ > 施設紹介・事業紹介 > 事業紹介
大型農業機械化体系の導入により、水田作業の省力化を図り、近代的農業経営の諸条件を改 善しました。
単位:ha
区分 | 田 | 畑 | 小計 | 道水路 | 計 |
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守山市 | 513 | 62 | 575 | 56 | 631 |
中主町 | 1,079 | 86 | 1,165 | 127 | 1,292 |
野洲町 | 597 | 26 | 623 | 51 | 674 |
計 | 2,189 | 174 | 2,363 | 234 | 2,597 |
1耕区30a(長辺100m×短辺30m)
1ほ区4.5ha、1農区9.0ha
支線道路 巾員4.0m、高さ0.3m
幹線道路 巾員7.0m、高さ0.6m
支線排水路 180.1mm/日(1/10確率)アーム柵工
幹線排水路 204.7mm/日(1/15確率)矢板柵工
作付体系
早期10%かんがい期間 4月20日~8月12日(代かき期間5日)
早植80%かんがい期間 5月5日~9月11日(代かき期間15日)
普通10%かんがい期間 5月25日~10月1日(代かき期間5日)
作業体系
トラクター45PS、コンバイン50PS
かんがい方式 たん水かんがい
かんがい期間有効雨量 670.4mm
連続旱天日数35日、1/10確率年、基準年昭和39年
代かき用水量 150mm
管理期減水深17~40mm/日、平均24.9mm/日
かんがい方法は、主として管網方法によるが、地形が約1/500より急な高位部は開渠です。
用水源は、琵琶湖より揚水するが、野洲地区の上屋地域86haは、既設ため池を利用し、また冨波地域164haは野洲川ダムを水源としています。
単位 | 野洲川 | 野洲 | 中主 | 計 | |
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〔事業量〕 | |||||
区画整理工 | ha | 1,086 | 571 | 706 | 2,363 |
道路工 | m | 99,400 | 57,288 | 62,700 | 219,388 |
用水路工 | m | 101,400 | 66,398 | 60,700 | 228,498 |
排水路工 | m | 104,400 | 61,024 | 53,600 | 219,024 |
排水機工 | - | - | - | - | |
暗渠排水工 | ha | 675 | 88 | 566 | 1,329 |
〔事業費〕 | 千円 | 4,175,070 | 2,078,800 | 4,209,954 | 10,463,824 |
〔効用〕 | |||||
増加見込総益額 | 千円 | 606,772 | 321,759 | 677,547 | 1,606,078 |
〔工期〕 | 年度 | S45~61 | S46~57 | S47~62 | S45~62 |
事業費
5,789,328千円
内訳
土地改良 | 2,963,316千円 |
補償 | 2,826,012千円 |
補償内訳 | 水資公団 | 2,233,021千円 |
建設省(当時) | 592,991千円 |
工期
昭和45年度着手 昭和62年度完了
県営野洲川Ⅰ期地区・野洲川Ⅱ期地区
県営中主地区
県営野洲地区
県営南桜地区
団体営大篠原地区
団体営篠原北部地区
団体営安治地区
団体営中主北部地区
団体営三上南地区
団体営北桜地区
団体営三上北地区
団体営小堤地区
びわ湖を水源とする用水改良の基幹事業を実施するもので、野洲市須原の湖岸に揚水機場を設置し、計画受益面積2,209ha へ樹枝状に埋設した幹線送水路により農業用水を供給しています。
単位:ha
区分 | 田 | 計 |
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守山市 | 542 | 542 |
野洲市 | 1,667 | 1,667 |
計 | 2,209 | 2,209 |
計画最大取水量
7,315㎥/s(運転時間24時間)
末端水頭
管網2m、開渠1m(地盤上)
導水路
φ1,800mmパイプ2連取水、延長593m
揚水機場
鉄筋コンクリート造、建坪697㎥(一部2階建)
揚水機
φ900mm×700mm両吸込渦巻ポンプ4台
動力620kwモーター2台
動力710kwモーター2台 吐出圧制御
送水路
φ1,500mm~400mmパイプ、延長33,353m)
分水施設
揚水機場
鉄骨ALC造227㎥(一部2階建)1棟
揚水機
φ350mm×300mm、両吸込渦巻ポンプ、90kwモーター各2台
送水路および第2 段揚水機場
集中監視制御システム1 式
中央管理センター1 ヶ所
支局舎17ヶ所、1:N 方式
NTT 専用回線、制御バルブ44台
流量計・圧力計 各10ヶ所
有効貯水量20,000㎥
新庄、今浜、野々宮、水保
33Km(口径 φ1,500㎜~φ150㎜)
旧野洲川の廃川敷地及び湖岸の埋め立て地137.2 haを優良農地(畑)として造成し、新川敷地に農地を提供した農家に代替地として充当しました。
用水源には、地区内に8か所の揚水機場を設け、地下水を利用しています。
単位:ha
区分 | 農地 | 道水路 | 施設用地 | 計 |
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北流 | 78.6 | 32.4 | 16.1 | 127.1 |
南流 | 32.7 | 9.7 | 3.2 | 45.6 |
湖岸 | 25.9 | 1.8 | 1.1 | 28.8 |
計 | 137.2 | 43.9 | 20.4 | 201.5 |
湖岸左岸、湖岸右岸、北流小浜、北流吉川、北流幸津川、北流川田、南流新庄、南流立田
かんがい排水事業により造成された揚水機場等の諸施設も、古い施設で20数年が経過しているため、機能回復と安全な維持管理が行えるよう施設整備を行いました。
整備計画
揚水機場建屋 | 漏水防止、建屋修繕、床・壁クラック補修 |
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電気設備 | 《第1段》 モーター620kw1台・720kw2台 コイル巻替および絶縁補強、液体抵抗器4台 更新、特高トランス2号 修繕、避雷器更新、直流電源設備更新 《第2段》 モーター90kw2台 修繕、受変電設備更新、直流電源設備更新 |
揚水機設備 | 《第1・2段》補機類および小配管類更新 《第2段》除塵機更新 |
集中監視制御システム | システム更新 |
高木調整池 | 堤体補修 |
送水管路設備 | バルブコントロール 18ヶ所更新 ピットおよび敷地整備 30ヶ所更新 |
事業費 | 1,244,860千円 |
揚水機設備 | 《第1・2段》 主ポンプ・フライホイール修繕 《第1段》 ポンプ吸水管 φ900×4台 更新 |
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電気設備 | 《第1段》 受変電設備・制御電源設備・計装設備修繕 《第2段》 制御電源設備更新、運転操作設備・監視制御設備修繕 |
集中監視制御システム | 計測装置更新(流量計6ヶ所) |
送水管路設備 | バルブコントロール 24ヶ所更新 バルブ本体 27ヶ所更新 ピットおよび敷地 38ヶ所整備 |
事業費 | 606,624千円 |
電気設備 | 《第1段》特高受変電設備更新 |
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高木調整池 | ブロックマット補修 |
送水管路設備 | 分水施設補修(バルブ等)1式 分水施設補修(空気弁)82基 幹線パイプ水抜け対策6箇所 分水工ピット補修36箇所 |
事業費 | 416,100千円 |
機能保全策定業務 | 野洲川揚水機場 野洲川第2段揚水機場 今浜第2号幹線排水路 L=3.39km |
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調査業務場所 | 中主幹線送水路 L=6.60km (管内調査含む) 現場分水工 野洲幹線送水路 L=7.40km (管内調査含む) 9支線送水路 現場分水工 電食調査 62ヶ所 水管理施設 1式 主幹線送水路 L=2.20km (管内調査含む) 集合管 L=190.0m 現場分水工 守山幹線送水路 L=4.60km (管内調査含む) 現場分水工 |
事業費 | 38,282 千円 事務費含む |
今浜 第2号幹線排水路 |
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事業費 | 233,657 千円 事務費含む |
揚水機設備 | 〔第1段〕 電動バタフライ弁φ800mm 4台 集合管φ2100mm補修 伸縮管6ヶ所 電気防食設備 1式 |
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電気設備 | 〔第1段〕 特高トランス2次盤1面 動力2次盤1面 PTアレスター盤 1面 高圧盤4面(1号~4号) 低圧盤1面 |
集中監視制御システム | 〔第1・第2段〕 計装設備更新1式 ・超音波流量計更新2台 水管理システム(データ処理装置)更新 ITV装置・ 監視カメラ3台 |
事業費 | 191,421 千円 事務費含む |
機能保全策定業務 | 野洲川揚水機場 野洲川第2段揚水機場 今浜第2号幹線排水路 L=3.39km |
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調査場所 | 中主幹線送水路 L=6.60km (管内調査含む) 現場分水工 野洲幹線送水路 L=7.40km (管内調査含む) 9支線送水路 現場分水工 電食調査 62ヶ所 水管理施設 1式 主幹線送水路 L=2.20km (管内調査含む) 集合管 L=190.0m 現場分水工 守山幹線送水路 L=4.60km (管内調査含む) 現場分水工 |
今浜第2号幹線排水路 | B型アーム柵工 計 L=896.7m H1500×B8000 L=127.0m H1500×B7500 L=247.8m H1500×B6500 L=226.8m H1400×B6000 L=215.7m H1300×B6000 L=079.4m |
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揚水機設備 | 〔第1段〕 電動バタフライ弁φ 800mm 4台 集合管φ2100mm補修 伸縮管6ヶ所 電気防食設備 1式 |
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電気設備 | 〔第1段〕 特高トランス2次盤1面 動力2次盤1面 PTアレスター盤 1面 高圧盤4面(1号~4号) 低圧盤1面 |
集中監視制御システム | 〔第1・第2段〕 計装設備更新1式・超音波流量計更新2台 水管理システム(データ処理装置)更新 ITV 装置・ 監視カメラ3台 |
野洲川揚水機場 | 特高受変電設備箱体補修、高低圧配電設備照明分電盤1面、監視制御設備特高受電盤・共通盤・ポンプ盤1式、制御電源設備蓄電池盤・整流器盤1式、運転操作設備機側操作盤1式、ポンプ設備オートストレーナー・集合管補修1式 |
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野洲川第2段揚水機場 | 高低圧配電設備引込盤・変圧盤・受電盤・動力盤1式、柱上気中開閉器1台、運転操作設備揚水ポンプ盤・補機現場操作盤1式、監視制御設備受電盤・ポンプ盤・計装送水弁盤1式、ポンプ設備三相誘導電動機2台・吸水槽導水管1式 |
中主幹線第3分水工 | ディスクバルブ1式、コンクリート躯体1式 |
農業水利施設は、農産物のために必要な農業用水を流す目的のほかに防火用水、洪水調整、親水機能、生態系の保全等、多面的な機能を有しており、地域の財産として広く理解されるための事業を行っています。
協定件数 14 件
関係自治会
吉川、高木、長島、菖蒲、幸津川、今浜、市三宅、須原、安治、水保、八夫、比留田、北
関係自治体等
野洲市、守山市、野洲市消防団、野洲川土地改良区
協定施設
幹線排水路、高木池・ゲート、樋門、分水工、吐出弁
協定機能
洪水防止、防火用水、環境用水
具体的内容
草刈り、浚渫、ごみ除去、動作確認、防火訓練、水位監視
啓発普及
琵琶湖からのポンプアップによるかんがい排水は、電気料金が運営に大きく影響します。毎年度、きめ細やかなポンプ運転計画を立てるとともに、地元の用水管理運営委員さんと連携し節水に努めています。平成25年度からは、用水管理運営委員さんが節水パトロールされる時、啓発の帽子をかぶっていただき、無効放流を見つけた場合は、直接バルブの調整を行い、旗を立て節水の強化を図っています。
■県営かんがい排水事業(野洲川地区):S46~S62
■県営ほ場整備事業(野洲川Ⅰ期地区・野洲川Ⅱ期地区):S45~S61
■県営ほ場整備事業(中主地区):S47~S62
■県営ほ場整備事業(野洲地区):S46~S55
■県営畑地帯開発整備事業(野洲川地区):H2~H17
■農地流動化支援水利用調整事業:H8~H15
■活性化構想策定事業:H13~H14
■県営土地改良施設整備事業(野洲川下流地区):H5~H10
■県営基幹水利施設補修事業(野洲川下流Ⅱ期地区):H7~H11
■県営基幹水利施設補修事業(野洲川下流Ⅲ期地区):H12~H14
■県営基幹水利施設ストックマネジメント事業機能保全策定業務:H19~H23
■県営基幹水利施設ストックマネジメント事業(今浜地区):H21~H23
■県営基幹水利施設ストックマネジメント事業(野洲川揚水機場地区):H21~H23
■県営農業水利施設保全合理化事業(野洲川2期地区):H25~H29
■国営造成施設管理体制整備促進事業:H13~H16
■国営造成施設管理体制整備促進事業Ⅱ期(拡充):H17~H21
■国営造成施設管理体制整備促進事業Ⅲ期(拡充):H22~H29
■水田利活用緊急支線事業:H16~H18
■統合再編整備事業:H16~H18
■管理再編整備事業:H21~H22
■農地有効利用支援整備事業:H21
■農業体質強化基盤整備促進事業:H24~H25
■農業基盤整備促進事業:H25~H26
■農業基盤整備促進事業(畑地帯2地区):H27~H28
■農業基盤整備促進事業(野洲川下流2地区):H27~H29
■戦略作物生産拡大関連基盤緊急整備事業:H23
■団体営地域農業水利施設ストックマネジメント事業(入町地区):H25~H29
■国営造成施設管理体制整備促進事業4期:H30~
■県営農業水利施設保全合理化事業(今浜地区):H30~
■農業基盤整備促進事業(下流ほ場整備地区):H24~
■維持管理事業
(1)土地改良施設維持管理適正化事業
(2)ミニ土地改良施設維持管理適正化事業
(3)小規模土地改良事業
(4)市単独補助事業